投稿者「tochio」のアーカイブ

経営者ブログの難しさ

年明け4日から仕事始め。とはいえ、たらたらと、まずメルマガを書く。読んでくれる人がわかっていて書く文章はとてもやりがいがある。

企業のストーリーを小説に書くお仕事。進捗はそんなに良くないけどコツコツやっていれば必ず終わるのだ。毎日午前中に取り組み、2000~3000字くらい。もう少し進むようになりたい。あるいは、これを土日も含め毎日できるようにならないといけないのかもしれない。

編集者の方から一部の戻しが返ってきた。「ここを広げたほうがいい」「ここにこのエピソードを持ってきては?」と、直しやすい赤入れだった。ありがたい。

これは前の会社の社長がやっていたことで、ライターがある程度の主導権を持つ仕事のやり方だ。通常、書き仕事は出版社が企画し、お金を出すので編集者が決定権を持つ。その下に、ライターやデザイナーがいるという縦の構造がある。ところが、ライターが仕事を取ってきて、編集者に依頼する場合がある。それが今回の場合だ。それだと、いままで編集者と出版社で決めていた方向性を、ライター(私)と編集者で決めることになる。ボードメンバーにライターが含まれるのだ。通常、ライターは下っ端になり、上流で決められた方向性をなぞるだけになる。だから多くのライターは、上を目指して編集者になってしまう。でも、自分で企画や方向性を決められるなら、ライターのままでやっていきたいという人も多いのではないだろうか。私はそういう風に仕事を受けていきたい。ディレクションが好きではないので、ディレクターを外部に依頼する。そういう仕事ができたらいいな。

午後には某企業のオウンドメディアの執筆。ディレクションがとてもきっちりしているので本当にやりやすい。少しでも困ると相談に乗ってくれる。申し訳ないほどに動いてくださる。Mさん、いつもありがとうございます。

社長さんのブログを代筆する、ということを何件かやっている。お話しいただいて、それを記事にする。難しいのは、社長さんの時間を確保することと、ネタを出していただくことだ。一緒に働いていれば「あのネタ使えるのでは?」と提案できるのだが、ブログのような体裁で、外部の人がネタを提案するのはなかなか難しいと考えている。それこそ、雑談の時間があるといいのだろうか。社員の前や顧客の前でテーマを決めて話すことに慣れている人なら、それなりにネタがある。そういう人は、ネタが枯渇することもなくいいのかもしれない。

水曜日には、岸田さんとのポッドキャスト収録があった。今回はリモートにした。「今後もリモートでよくない?」と岸田さんが言っていたが、そうしてもらえると助かる。唯一の仕事の外出が岸田さんとの収録だったので、いよいよ洋服がいらなくなってくる。岸田さんとはYouTubeもやっているのだが、それもZoomでやろうかというはなしになった。これもまた楽しみだったりする。

木曜朝はアウトプット・コーチング。これまで聞くばかりだったのだが、自分のこともある程度話すようにした。それがお互いの信頼関係を高めるのだなと、いまさらながら知る。コーチングをちゃんと学んだほうがいいだろうか……汗。まずYouTubeとか見てみるか。何かを学びたいときに音声がいいなといつも思っているのだけど、コンテンツがそろわない。YouTubeはすごくそろっているのでいいね。Udemyとかもありそうでいい。

ママさんバレーは練習を自粛することになった。1月に試合が予定されていたんだけどどうなるのかな。でもキャプテンの英断だったと思う。

子どもが間違ったことをしそうなとき、自分に害がありそうだと(大事なものを壊されるとか)、声を荒げてしまう。子どもにとっては「それがいけないことだなんて知らなかった」にもかかわらずだ。こういうことをなくしたい。たいてい子どもはびっくりして泣くか不貞腐れるかしてしまう。「そんなつもりじゃなかったのに」という気持ち。気を付けよう。

【Podcast】#246 たくさんのアウトプットどうやってますか?(ゲスト:武田正文さん)

YouTubeだけでなく、ラジオやnote、Instagramと、たくさんの発信をしている武田さん、どんな風に使い分けて、どうやりくりしているのでしょうか? 聞くと、栃尾ととても似たタイプのようでした!

続きを読む

【読むPodcast】#245 YouTubeのこと、教えて下さい!(ゲスト:武田正文さん)

お坊さんYouTuberの武田正文さんに、YouTubeのことをお伺いしました。ひとりで撮影して、ひとりで編集しているということで、効率化の技も磨かれているそう。また、YouTubeではどんな層が見ているのか?など、教えてもらいました。これからのねらい目がわかるかも……?

続きを読む

【Podcast】#245 YouTubeのこと、教えて下さい!(ゲスト:武田正文さん)

お坊さんYouTuberの武田正文さんに、YouTubeのことをお伺いしました。ひとりで撮影して、ひとりで編集しているということで、効率化の技も磨かれているそう。また、YouTubeではどんな層が見ているのか?など、教えてもらいました。これからのねらい目がわかるかも……?

エンディングテーマ曲:『夕暮れの時間』by金子アユミ

<収録、音楽編集、ジングル制作:金子アユミ

<見出し画像イラスト&デザイン:金子アユミ

http://emitochio.net/services/output_advise/
↑アウトプット相談/ライティング相談をしたい方はこちら

【読むPodcast】#244 ゲストはお坊さんYouTuberの武田正文さん

ひょんなことで出会った島根県のお寺のお坊さん、武田正文さん。カウンセラーとして活動しながら、YouTubeの番組「武田正文の仏心チャンネル」でも精力的に配信しています。そんな変わったお坊さんである武田さん。まずは、武田さんが僧侶を志したきっかけや、知られざるお寺の世界などをお伺いしました。

続きを読む

【Podcast】#244 ゲストはお坊さんYouTuberの武田正文さん

ひょんなことで出会った島根県のお寺のお坊さん、武田正文さん。カウンセラーとして活動しながら、YouTubeの番組「武田正文の仏心チャンネル」でも精力的に配信しています。そんな変わったお坊さんである武田さん。まずは、武田さんが僧侶を志したきっかけや、知られざるお寺の世界などをお伺いしました。

エンディングテーマ曲:『夕暮れの時間』by金子アユミ

続きを読む

小説の進み

毎日少しずつ小説を書いていく。頑張っています。

不登校の子どものためにネリフレさんが来てくれた。長男は寝ている。次男だけ外遊びしたみたい。

午後は取材。ある会社さんの記事を担当しているのだけど、いろいろな主要メンバーの方にインタビューさせていただけるのがとても楽しく、ありがたい。どう書くかはなかなか難しいけれど、その会社のことを少しずつ分かっていく感じがしていい。どの方もとても素敵だしとても優秀なので刺激がすごい。

翌日書く原稿の構成案を作る。文字起こしをまゆちゃんにしてもらったので、動画を見ながら文字起こしを確認しつつ見出しを入れていく。

夕方からバレー。あまり練習に出られないので、人がいないところに入る。だいたい後衛なのだけど、「えみが拾えてるから」とコーチに言われてうれしみ。バレーは楽しいな~~。

感度の高い会話

昨日は島根でお坊さんYouTuberをしている方をゲストにポッドキャストを収録した。何年か前に本当に偶然の出会いで知り合った方で、その後の活動もウォッチしていた。以前も話していてとても楽しかったのだけど、今回それは本当にバチっと「気が合う」なんだとわかった。質問を投げかけると、私が求めるちょうどよい粒度で回答を返してくれる。情報の密度が濃いのと専門用語もたまに入ったりするので、たくさんメモをしながら聴くことになった。最後に感想を聞いたら「こんなに感度の高いことを聞いてくれることはないから嬉しい」と言っていただいた。お坊さんYouTuberは珍しいので新聞で取材されることもあったりするが、表面的なことしか聞かれないという。また、YouTubeも心理学のこととかちょっと難しいことをテーマにするととたんに再生数が伸びなくなるという。YouTubeは簡単で、わかりやすくしないと見られない、と言っていた。確かに芸能人もそうだったりするので、私が好むメディアになることはないのかも。テレビは今はまったく見ていないけど、見ていた頃も民放はほぼ見ていなくてNHKばかりだった。YouTubeにはNHKはないからな……。テレビをやっているディレクターの人に聞いたら、テレビは視聴率が分刻みでわかるので、どんどん視聴者におもねるようになっていく。何をすれば視聴率が上がり、何をすれば下がるかがわかるから、斬新なことをやりづらいのだと。ただ、先日いずいずに聞いたときには、それほど編集されていない、「素材そのまま」みたいなYouTubeが楽しいと言っていた。そういう楽しみ方のほうがよさそうだ。

昨日はインタビュー原稿を書いたのだけど、週末に構成は作っておいたから早めにできるかなと思っていた。連載しているものなので、書き方みたいなものも大体わかっているし、自由度も高い。つまりとても書きやすいのだ。それにしても、それにしても、1時間半ほどで、2500字ちょっとを書いて、見直しもして、出せてしまった。仕事が早いのはいいんだよ、いいんだけど、あまりクライアントに話せないような気がするのはなぜでしょうか。まあでも、これまで15年培ってきた技術料だよね。よしとしましょう……。

午前中は小説も書いた。こちらも2500字くらい。もっとたくさん書けないかなあ。迷いがあるんだよね。ここでもう少しボリュームを増やしておかないといけないのでは? みたいな。あとから増やすのちょっと難しいしね。悩みどころ。昔はインタビュー原稿や他の原稿を書いてもそうだったから、ある程度技術と慣れで大丈夫になるんだと思う。早く慣れたい。ただ、そんなに苦ではない。事実とプロットをもとに自分で考えたセリフを入れていく。リアリティを作っていく。それはなかなか楽しい作業だ。全部自分で小説が書けるようになったら、誰かの体験を作り出すことができるということで、それは本当に楽しそうだ。

以前「亡き母のレシピ本」という掌編小説をnoteに書いて、月間のアワードみたいなのに選んでもらったことがある。そのnoteにめちゃくちゃ久しぶりに「スキ」が付いたので改めて読み返したんだけど、なかなかよくできている。ちゃんとリアリティがあるし伏線もあるし、最後のカタルシスもある。主人公の女の子の彼氏が、私の理想的な感じで(気負わずに自然体)、好みが反映されているな?と笑えた。書いた当時は、とても未熟だと思ったしこんなもの……と思っていたけれど、読み返すとそうでもない気がした。当時より、作品と自分に距離ができたのかもしれない。

ライティング講座

アウトプットを毎月コーチングするような、アウトプット・コーチングをサービスとしてやっている。その中で、ライティングを見てもらいたいという方がいる。物書きを生業としたいということ。商業ライターと小説を書くところを戦略的に考えていきながら、文章の添削もしていく。とても文章力の高い人で、さらにはめちゃくちゃがんばり屋。普通に商業ライティングをやってもすぐに独り立ちできそう。すごく応援したい気持ち。

経営者さんのブログのお仕事をいくつかやっているが、毎週更新が隔週になったり、インタビューの時間調整ができなかったりする。インタビューの時間を取るのは他の仕事より優先度が下がりがちだし、ネタを考えるのも簡単ではない。だって、ブログを書き続ける一番のハードルはネタ探しなのだから。そういうところもサポートできるといいのだけど、どうすればできるんだろうか? 書くだけ、インタビューするだけ、ではなくて、一緒に対話をしながらネタを探していくようにした方がいいのかもしれない。そうすると時間がかかるので、金額も大きくなりそうなんだよね。悩ましい。ただ、今はインタビュー1時間で考えているけれど、30分ほどで対話(ネタ探し)、残り1時間で内容インタビューということなら、それほど金額を上げなくても大丈夫だろうね。

長いことやっているメディアが1年を過ぎて、企画出しが季節性だけで回らなくなってきた。それまでは「12月といえばクリスマス……だから」と企画を考えればよかったのだけど、1年回ると同じ事になる。だから別の視点、切り口で考えなくてはならないのだ。そういうところ、雑誌の編集者というのは本当にすごいよね。毎年魅力的な企画が出ていて、読者にネタ切れ感なんてみじんも感じさせない。

昨日は小説の進捗は少なめ。自分で書きながら他の小説を読むと、内容に没頭するだけでなくテクニックや構造的なところも気になって大変勉強になる。ただやっぱり内容に没頭しがちなところがあるね。小説は、面白いね。もっと感情を深く書きたいと思っている。

昨日は午前中にメルマガを書いた。コルクラボで「『ずっとやりたかったことを、やりなさい』実践部」を作って、みんなが毎日「やったよー」って報告してくれていて、すごいな!って思っている。だから、メルマガのネタは「モーニング・ページのすすめ」にした。もう一つのアーティスト・デートのことも書いてしまったけれど。私のアーティスト・デートは、週末に行った場所でガラス工房みたいなところに入ったことかな。ガラスのピアスを買った。ビー玉が好きなので、ビー玉みたいにかわいい水色のピアス。

編集について

コルクラボで編集についての本が話題になっていて、いろいろな人が絶賛しているので1時間だけと時間を決めて読んでみた。いろいろな理論を集めた「まとめ」のような本で、とてもわかりやすくて、「これってこういう言葉で説明するとこんなにわかりやすいんだ!」という発見に満ち溢れていた。……ただ、私が感覚として持っていたものに言葉を与えられた喜びはあれど、「うんうん、わかるわかる」ということが多くて、何か新しいものを見つけ出すという本ではなかった(アフォーダンスの説明はこれまでで一番わかりやすく、理解が深まったけど)。こういうことって声を出してわざわざ言うことでもないのだけど、なぜこういうことが起きたかというと、私が編集的なことを普段からとてもたくさん考えているからなのだろう、と思った。自分の中で理解や解像度がもともと高い状態で、そうではない人が本を読んで大絶賛、という意見を聞いてしまったのでハードルが上がってしまった。自分の編集領域に近いことは、普段からたくさん考えているので、一般の人と感覚が違うということは肝に銘じるべきだろう。ただ、ハードルを上げない前提で考えるとすごくいい本だと思うので、時間を作って読みたいとは思う。一度読めばいろいろなものの視野が開けてくるとは思った。

昨日は小説の1章を推敲して、編集者さんに送った。まだ2万字くらい。「こう書けばいいのか」とわかって、書いてみると「こうじゃなかった、こっちか」となるという繰り返し。まだ私の中にパターン(引き出し)が少ない。ライター仕事と何が違うかって「これを表現したいならこうしよう」という選択肢がとても多いライター仕事に対して、小説の方はまだまだ持ち駒が少ない。それは繰り返していくしかないし、繰り返せば増えていくということをライター経験でわかっている。一度何かを深めると他のことがやりやすくなるのは本当で、横にスライドさせればいい(これも編集の本に理論が書いてあったw)。2章に入った。もっともっと技術を高めたい。

cakesが炎上していた。書き手の方がかなりないがしろにされたという告発記事のようなもの(それをnoteで書いているというのがすごい)。私がまず思ったのは、自分が同じような目に合ったら声を上げられるかということ。あげられないだろうな。他の編集者にどう思われるかわからない、というリスクを負えない。それはその方と違って専業だからなのかもしれないけれど、声を上げるのは本当に勇気がいる、大変なことだ。