会社員として働きながら、副業でアレクサンダー・テクニークの講師をしているさらさんとライティング相談。以前、アウトプット相談をしたときには、週一でnoteを書くことをトライすることにした。さらさんの読者ターゲットは、生きづらさを感じている人たち。そんな人が変われるようなヒントを発信していきたいそう。
うまく伝わっていない気がする
さらさんは「自分で書いていて伝わっていない気がする」という感覚があるとのこと。いくつかのnoteを読ませてもらうと、悩みを抱えている人が理解するには少々難しそうな抽象的な表現が多く、ちょっと難しい印象を受ける。
例えば、これはちょっと極端だが、
A.彼女の言う言葉がよく理解できなくて、「どういう意味?」と聞いたら相手がむっとしてしまった。
B.理解できない言葉を使う彼女はその意味を尋ねられて機嫌を損ねた。
AとBはおおむね同じ意味だが、Bを理解するのは少し難しい。Aは文章の持つ論旨の進みがゆっくりで、読むほうもペースがつかみやすい。Bは修飾部(「理解できない言葉を使う」)が長いというう要因もあるが、情報量が詰まっていて、文章の持つスピードに読者が追い付けない印象になる。
それ以外にも、エピソードやたとえ話が少ないため、抽象的な話を理解できる人となるとそれなりに限定されそう。さらさんがターゲットにしている悩みを感じている人は視野が狭くなっている可能性があるので、もう少し抽象度を下げたほうがいい、とアドバイスした。
見出しやリードの必要性
そうなると、もう少し丁寧に背景を説明することが必要になる。それらを踏まえて、さらさんには次のようなアドバイスをさせてもらった。
1.見出しを付ける。
2.抽象度を下げる。
そのためには……
・エピソード
・たとえ話
3.リードから本文へ入るところの基本
背景を説明する際に、通常は退屈になってしまうので、インパクトのある書き出しか、「あるある」のリード文などで説明を飽きさせない工夫が必要。
リード(「あるある」などで引き付ける)
+
本文(背景+前提とかからスタートして、言いたいことへ)
セッションを受けての感想
https://note.com/sarah_tw
↑さらさんのnoteはこちら