【コラム】質問するときには答えの長さを予想する(Radiotalkより)


インタビューとは基本的に、片方が質問をして、もう片方が答えるという形式。質問をする方は、聞きたいことをただ漠然と聞くのではなく、どのような回答が返ってくるかをある程度予想するといい。その中で「相手が答えるときの長さ」を意識するといいよ、という話。

記事を書く前提でインタビューをするときには、持ち時間やボリュームを考えなくてはならない。おそらく、イベントのモデレーターなども同じだろう。その際に、代表的な質問の例を紹介する。

1.エピソード(長め)

質問された人は事実を話せばいいので、ボリュームは長くなりがち。ただし、話す人は自分が持っている情報の取捨選択に神経を使う。油断すると長くなる。上手に話す人は、かいつまんで面白くしてくれる。

2.未来や将来(短め)

未来や将来のことは、原稿を書く際のシメのネタとしてよく使う。これは、過去よりも圧倒的に情報量が少ない。戦略的に、まだ口外できないことも多い。だから、あまりボリュームは多くならない。

3.概念や抽象的なこと(基本的には短いが長くもできる)

インタビューイーの信念や哲学のようなものは、本人の中で言語化されていないことも多い。言語化されているとしても、通り一遍の言葉になりやすい。短めの回答が想定されるが、そこから深掘りができる。インタビューアー(つまり私)がその全貌を把握するまで、さまざまな角度から質問を重ねていくと長めになる。また、その説明のために具体的なエピソードやたとえ話を付け足してもらうのもいい。

Radiotalk

上記のようなことをRadiotalkで話しているので、音声で聞きたい方はこちらをどうぞ。少し違うことも話しているかも。5分程度でサクっと聴けます。

<見出し画像イラスト&デザイン:金子アユミ