【読むPodcast】#228 野田恵里(めぐり)さんがゲスト!


コーチであり、コーチを育成する講師でもあり、味方学やエンディングノートのワークショップファシリテーターであり、友人でもある野田恵里(めぐり)さんにゲストに来ていただきました! まずはめぐりさんがどんな方かを紹介します。来週以降は、味方学(コーチングって誰かの味方をすること!)や、エンディングノートの話などをお伺いしていきます!

栃尾

クリエイティブの。

野田

反対語。

栃尾

こんにちは、ストーリーエディターの栃尾江美です。このポッドキャストは私、栃尾江美が好きな人やお話したい人をお呼びして、クリエイティブに関することや哲学的なことを好き勝手に話す番組です。今日は、声が変わりましたが、野田恵里(めぐり)さんに来ていただきました。パチパチパチ(拍手)。

野田

(拍手)。

栃尾

自己紹介をお願いしてもいいですか。

野田

はい。野田恵里と申します。

栃尾

うん。

野田

自己紹介?

栃尾

何をしているか。

野田

何をしているか? そうですね。特には今、まあ、コーチングの活動をしていますね。人のお話を聞く。

栃尾

うん、うん。マンツー?

野田

マンツーもやってますが、今はグループワークもありますね、まあ、少人数でね。

栃尾

うん、うん。あ、それもコーチングって言うの?

野田

そうね、それもまあ、グループワークの、コーチングのワークショップ。

栃尾

ふーん、なるほどね、はい。私が恵里さんと知り合ったのは、うちの近くでやっていた「めばえ」? 正式名は何て言うんだっけ?

野田
栃尾

めばえさん、「自然工房めばえ」さん、はい、はい。古民家をね、コミュニケーションスペースにしたところで、恵里さんが「味方学」のワークショップをしてたんだよね?

野田

そうですね。

栃尾

うん、うん。このあと、味方学については詳しくお伺いしたいんだけれども。

野田

うん。

栃尾

そこで……、なんで私行ったのか、ちょっとはっきり覚えてないけれども、なんか自分をこう、そういうところで自分の内面を深めたいなと思って行った気がするんだよね。

野田

うん。

栃尾

うん、うん。それで、恵里さんの佇まいとかさ。

野田

佇まい(笑)。

栃尾

ファシリテーションとかさ。

野田

うん。

栃尾

すごい素敵だなと思って。

野田

あら、ありがとうございます。

栃尾

そう、そう。通ってた気がしますが。

野田

うん。

栃尾

行けないときもあったけどね。

野田

うん。

栃尾

でも、結構行って。

野田

うん。

栃尾

いろいろ変化のときだったから。

野田

うん。

栃尾

うん、面白かったなと思って。

野田

うん。

栃尾

今は、そういうワークショップも味方学とかも結構やってるの?

野田

そうですね。そこのね、「自然工房めばえ」さんで今もう4年目かな。3年目、4年目で味方学と、エンディングノートを同じ日にやってます。

栃尾

あ、同じ日に? 朝と午後みたいな?

野田

そう同じ日にね、時間を。朝と昼過ぎとか。

栃尾

うん。

野田

そこでやっているのと、あとは新宿、そこ(自然工房めばえ)は練馬区なんですけどね。

栃尾

うん。

野田

あとは新宿でも、その味方学とエンディングノート、マンダラエンディングノート®っていうワークショップをやっています。

栃尾

うん、うん。あと、コーチングの講師もしているんでしょ?

野田

そうですね、自分が学んだところ、「コーチングアカデミー」っていう、もともとは名古屋が発祥なんですけど。

栃尾

へぇ。

野田

東京校は市ヶ谷に学校が、学校というか学ぶ場所があって。

栃尾

うん。

野田

そこの東京校のインストラクターとして、コーチになりたいっていうのかな、コーチングを誰かに活かしたいっていう人に対してコーチングをお伝えする。

栃尾

ふーん、コーチングはさ、どれぐらいやってるの?

野田

コーチングは学び出したのは2009年だから、11年前。

栃尾

おぉ、結構長いね。

野田

そう、だけど、まあ、何て言うのかな、誰かのためにというか、人のためにというか、それまでは自分のためにコーチングを活かすっていう感じね。

栃尾

あ、そうなんだ。

野田

コーチングには色んな見方があるんですけど。

栃尾

うん、うん。

野田

「誰かをコーチする」っていうよりかは、「自分の人生のために」っていうのが、5年ぐらい続いて、特に、5年ぐらい前ですね、2015年あたりから、人が使えるようなコーチングを提供するとか、誰かのためになるようなコーチングを知りたい人に、そのコーチングのエッセンスをお伝えするっていう、その伝えるっていうのは5年ぐらい前からですね。

栃尾

ふーん、誰かにコーチングをするんじゃなくて、コーチングのエッセンスを伝える、その講師を養成するっていう意味?

野田

そうね、そちらの方が自分としてはやりたい度合いが大きくて。

栃尾

へぇ。

野田

まあ、1対1のね、とっちーさんもちょっとやってくれたけどさ。

栃尾

うん。

野田

コーチングを、1対1でももちろん、コーチとクライアントさんっていう形で受けていただく形もあるし。

栃尾

うん。

野田

だけど、その方がより誰かに活かせるようなコーチングってこういうものだよねみたいなのが伝えられたり、その人の人生自体が豊かになるようなコーチングのエッセンスを伝えるっていうのが、割合的には多いですね。

栃尾

あぁ、そうなんだ。

野田

うん。

栃尾

そのさ、コーチングアカデミーと味方学っていうのは関係ないっていうか。

野田

あ、そう関係ある。

栃尾

組織としては。

野田

関係あるの、鋭い。

栃尾

鋭いかな(笑)。

野田

コーチングって言っても、正直私も最初まったく「コーチングって結局なんだろう?」みたいな。学べば学ぶほど、たぶんとっちーもそうだと思うんだけどね。よくわからない。定義があんまりないんですね、日本で特にね。

栃尾

うん、うん。

野田

なので、そこで味方学っていうのができて、また、お話するけれど、「誰かの味方になりたい」っていう。

栃尾

うん。

野田

コーチングも、「誰かに活かしたい」って思ったときに、それが「誰かの味方になりたい」っていう、その誰かっていう人を想像したりとかっていう風に、もうちょっと日常的にコーチングアカデミーのエッセンスをコーチングを学ばなくても、例えば子どもでも、おじいちゃんおばあちゃんでも使えるようなっていう意味で、味方っていう、で、それを学問として味方学っていうのが、コーチングアカデミーの中の東京校の中からでき上がったっていう感じ。

栃尾

あ、そうなんだね。

野田

そうなんです。

栃尾

わりとなんか、コーチングみたいに、えっと、がっちりしてないけど、もっとライトな感じでやろうよって感じ?

野田

そう、そうですね、ライトな感じで。

栃尾

うん。「日常に」って今言ってたけどね、そういう感じでってことか。じゃあ、エンディングノートのほうもそのコーチングアカデミーの中での活動なの?

野田

エンディングノートは、コーチングアカデミーの東京校の校長が、そのマンダラエンディングノート®っていう。

栃尾

はい、はい。マンダラね。

野田

そう、マンダラなんですよね。まあ、味方学もマンダラの、マンダラチャートのエッセンスが入ってるんですけど。

栃尾

うん。

野田

そのマンダラエンディングノート®っていうのを、作ろうとした人、まあ、エンディングノートを作っていた葬儀社さんと一緒にやったので、味方の考え、その味方学の考えとか、コーチングアカデミーの考え方は入ってるんですよ。

栃尾

うん。

野田

ただ、コーチングアカデミーと味方学みたいな、そういう「中のもの」というかね。

栃尾

なるほどね、包含関係ではなくて、ちょっと外に出て、協業したみたいな感じ。

野田

あぁ、そうね、そうそう。

栃尾

なるほど、なるほど。私の頭の中で、ベン図が、丸いベン図が浮かんでるけど(笑)。

野田

うん。

栃尾

なるほどね。へぇ。あとさ、ホントいろいろやってるよね。あと、アロマとか、ハーブとかもやってるんでしょ?

野田

そう、なんで。アロマとか、ハーブとかも、もともと、この話してしまっていいのかな?

栃尾

もちろん。

野田

リフレクソロジーってね、一番最初に、こういう誰かの役に立ちたいってことの始まりは、足裏ね、リフレクソロジーを学んで。

栃尾

なるほど。

野田

そのときに体だけじゃなくて、心のケアにもなるっていうのがまずわかったし、だったら、心の方もケアして行きたいって思ったときに、コーチングだったり、で、そこでバランスを取るって言う意味合いもあって、植物の力?

栃尾

うん。

野田

そこでアロマセラピーを、だから10年ぐらい前。

栃尾

うん。

野田

だから、足裏やって、コーチングちょっとやり出して、アロマセラピーしっかり勉強し出したみたいな流れで。

栃尾

ふーん。

野田

でも、心と体の両面からサポートしたいっていうのが基本。

栃尾

ふーん、なるほどね。で、今は心が中心って感じ?

野田

そうね、まあ、そのハーブとかアロマはね、体にも作用するし、心にも作用するし。

栃尾

そっか。

野田

で、足裏はね、ちょっとこのご時世もあるのと。

栃尾

あー、会えないからね。

野田

そうね、そういうのもあるけど、まあ、細く長く実は施術はしているし。

栃尾

ふーん。

野田

そう、実は足裏もインストラクターだったのね。だからそれで教える……。

栃尾

あぁ、教える人に教えるんだ。

野田

たぶん、教えることが好きなんだよね。

栃尾

へぇ。

野田

あとは、伝えるとか。

栃尾

うん。

野田

そう、それもご依頼があったら、リフレクソロジーを、技術を学びたいっていう人にお伝えしてたりとか、っていうのもまあやってます。

栃尾

ふーん。え、教えるのも好きだけどさ、勉強も好きなんでしょ?

野田

あ、ね、好きかもねぇ……(笑)。

栃尾

(笑)。次から次にそうやって勉強してね。

野田

そうね、でも、全部背負って歩いている感じだから、なんだろうな、それがまた繋がっていくっていう感じ。

栃尾

そうだね。

野田

アロマセラピーやったら、「うーん」って思って、ハーブ、メディカルハーブの世界にも広がるとかね。

栃尾

うん、うん。

野田

そう、そう。まあ、「全部繋がってるな」っていう風に考えてます。

栃尾

なんかそのさ、「全部人のために」みたいな、もちろん、ビジネスって人のためなんだけどさ。

野田

うん。

栃尾

直接的にでもないのもあるでしょ? 「直接的に人のために関わっていく」っていうのはさ、もともとそういう人だったの?

野田

あぁ。

栃尾

そういうのに興味があったの?

野田

人に……、あのね、最初の仕事の話をしていいのかな?

栃尾

うん、もちろん。

野田

最初ね、私キッチンメーカーに勤めたんですよね。

栃尾

システムキッチンとか、そういうこと?

野田

そう、そう。システムキッチンのショールームレディだったわけです。

栃尾

ショールームレディ、はい、はい。説明するのね。

野田

そう、20年前に、CADとか、大きなパソコンのさ、後ろがまだ大きいときの。

栃尾

うん。

野田

そう、だから、人に、就職活動のときに全然やりたいことが見つからなかったんだけど、正直。

栃尾

うん。

野田

でも、心理学の学校に行ってたから、大学が。本当は心のことを深めたかったんだけど、それはその時の先生に「お金にならないよ」ってすごい言われたの。

栃尾

はい、はい。言われそう。

野田

それは今でもわかるけど、たぶん新卒でそういう心のこと関係とか、大学院を目指すっていうのは、たぶん私には、たぶん「その時やらなくてよかったな」って後から思ったから。

栃尾

ふーん。

野田

社会経験して、だから、今たぶんコーチングとかね、すごいやってるの。で、もともと心がすごく気になっていて。

栃尾

うん。

野田

心のことを勉強して、それで、でも絞り出した就職先っていうのが、人に提案できることっていうのがね。

栃尾

ふーん、なるほどね。

野田

唯一なんていうの、自分でそれならできるなみたいな。それで、キッチンメーカーに入って、もともと建築系とかも好きだったからね。

栃尾

うん、うん。

野田

で、提案したりとか、一緒に考えるとか、深い関係が好きなんだよね。その一人の人とか、その一人のご家族とかさ。

栃尾

ちゃんと向き合ってみたいなね、寄り添ってとかね。

野田

そう、寄り添って一緒に作っていくのの手伝いみたいなのは好きだったっていうか。

栃尾

へぇ。

野田

「それならできる」って思ったのかな。

栃尾

うん、うん。じゃあ、そういう興味の方向が元々あって、心理もあって、そういう方向に来たんだね。

野田

そう、そう、そう。

栃尾

へぇ。でも最初はリフレクソロジーだったんだ。

野田

そう、そのときに、やっぱり社会人3年目のときに、やっぱりこう、何て言うのかな、「うまくいかないな」みたいなのが、3年目の壁みたいなのがね、あったときに、たまたまリフレクソロジーみたいなのを受けたときにね、もう感動したわけですよ。

栃尾

うん。

野田

そう、「体を癒しに行ったのに、心が癒された」っていうか。

栃尾

へぇ。

野田

自分の中のその変化。あ、「こんなに気持ちいいんだ」みたいなね。その、心がすごく楽になったとか、ちょっと悩んでたことが少し見方が変わったみたいなので。

栃尾

ふーん。

野田

それが衝撃だったんですよ。

栃尾

そうなんだ。

野田

そう、だから、そこ大転機ですよ。

栃尾

そうだね。

野田

そこで、まさかのそれで仕事を辞めたんですよ。

栃尾

(笑)感動して? 速攻で?

野田

そう、いや、なんかね、「勉強したい」って思ったの、そこで。それで色々調べたら、「勉強は仕事しながらじゃ無理だな」っていうことに気付いて。

栃尾

ふーん。

野田

でも、その仕事もいい仕事だったんですよ。今でも、「またやりたいな」って思えるぐらいいい仕事だったんだけど。

栃尾

うん、うん。

野田

でもなんか、こう、「やりたい」って思ったんだよね。しかも、誰かのために体とか心の、まあ、体のケアをするなら、その時はね、自分の心もしっかり……、体も心もケアしなきゃいけないっていう、何て言うのかな、使命感っていうか。

栃尾

へぇ。

野田

「人に提供するなら、自分ができてないと」っていうのをすごい思ったんだよ。

栃尾

それは大事だよね、でもね。

野田

そう、大事よね。

栃尾

うん、うん。

野田

そこで、私も「よくあの時辞めたな」って思うんですけどね。

栃尾

でも、そんなもんよね。

野田

辞めて、でも、あの思い切りがあったから、ずっとこういう自然療法の世界とか、心の世界にずっといるんだと思うのね。

栃尾

そうね。

野田

そうなの。

栃尾

そっか、そっか。

野田

それね、もう16年前よ。

栃尾

うん、うん。それではですね、その詳しいマンダラとかね、味方学とかね、まあ、エンディングノートとかいろいろと面白そうなキーワードがありましたけど、それぞれは次回以降にまた、ちょっと詳しくお伺いできればなと思います。

野田

はい。

栃尾

じゃあ、今日はこんなところで、恵里さんの紹介ということでね、終わりにしたいと思います。

野田

はい。

栃尾

以上、栃尾江美と。

野田

野田恵里でした。

<書き起こし、編集:折田大器