【読むPodcast】#171 日常を楽しくする工夫(ゲスト:宮田匠さん)

『ひらめきEX』編集長の宮田匠さんに再びご登場いただいています。宮田さんが気になっているのは「日常を楽しくする工夫」。みんなどんなふうに工夫しているのかなーと知りたいそうです。私は楽しくするより楽にする方ばかり話してしまいましたw

栃尾

クリエイティブの。

宮田

反対語。

栃尾

こんにちは。ストーリーエディターの栃尾江美です。

宮田

こんにちは。「ひらめきEX」編集長の宮田匠です。

栃尾

このポッドキャストは、私、栃尾江美が、好きな人やお話したい人をゲストにお迎えして、クリエイティブに関することや哲学的なことを好き勝手に話す番組です。はい、で、宮田さんが気になっていることがあるっていうか、テーマをくださって、というかその前にテーマをめちゃくちゃいっぱいくださったんですよね。こんなこと話したいというのを、めちゃくちゃくださって。

宮田

どうすればいいかわかってなかった。

栃尾

ありがとうございます。そんな人はじめて。

宮田

そうなんですか? なんと、なんと。

栃尾

そうです、そうです。その中からこう、これをしゃべろうっていうのを言っていただいてもいいですか? 宮田さんから。

宮田

えーっとね、今気になっているのは、何気ない日常をどうやったら楽しくできるかっていうのがすごい気になってて、自分自身も気になるんですけど、結構聞いてると工夫している人とか結構いて。

栃尾

ふんふん、みんなどうしてるのかな、と。

宮田

はい。

栃尾

例えば、どういうことですか? 何気ない日常。宮田さんはどういう風に、何を。何をどういう風に?

宮田

例えばなんですけど、何か通勤路の、通勤する時間ってあるじゃないですか? 1日1枚写真を撮るって決めたら、わりとなんかね、日常が楽しくなるんですよね。

栃尾

確かに。

宮田

何か1枚撮るっていう制約を、めっちゃ簡単だと思うんですけど、付けるだけで結構違うんですよね。

栃尾

へぇ、それは撮るまで、それまでつまんなかったってことですか? それとも、つまんないわけじゃないけど楽しくしたいなってことですか?

宮田

つまんないものを楽しくするのもだし、楽しいものをもっとみたいなのもあるかもしれないですね。

栃尾

はい、はい、はい。

宮田

どちらかというと、なんかね、関心のなかった部分に、関心がいく瞬間ってのが結構好きなのかもしれないですね。

栃尾

はい、はい、はい、はい、はい。

宮田

はい。

栃尾

えー、難しい。そんなことしてるかなぁ?

宮田

本当ですか。別にそんな感じじゃなくてもいいんですけど、もちろん、なんか日常を楽しむルール作りとかでも何でも。

栃尾

あー、結構日課は好きですね。

宮田

日課。

栃尾

うーん、でも日課が増えちゃって。

宮田

(笑)

栃尾

でも、そんなに結構できないから、どんどん取りこぼしていって、結局日課ではないみたいになりがちですけどね。

宮田

あぁ、毎日じゃなくても何かされていることとかあるんですか?

栃尾

なんかその、ツイッターの140文字ピッタリで投稿するのは、まあ日課ですよね。日課で。あれは確かに、何気ない会話とかでも気づきが生まれるというか、無理やり気づきに行くっていうか。そういう効果はある気がしますね。あれは別でやってるポッドキャストの安田佳生さんっていう方にオススメされたんですけど、安田さんは結構自分の商品を売るためのことを書いてたりもするんですけど、私は全然そういうのじゃなくて、なんか日常的に感動したこととか、気づいたことを書いていたら、それが楽しくてずっと続いているって感じです。

宮田

はい、僕もそれ好きです(笑)。

栃尾

ありがとうございます(笑)。

宮田

やっぱり仕事をしていると、どうしても例えばユーザーの方にとって意味がありそうとか、何かその、何て言うんですかね、言葉にする必然性があるものを言葉にしようとすると思うんですよ。

栃尾

なるほど。

宮田

例えば、その商品のこういうところがすごいとか、世の中のトレンドこうですとか。なんかね、そうじゃないものに対して気持ちを馳せていった時に、なんか楽しいなって感じがあるんですよね。

栃尾

わかります。だから、役に立つものばかりじゃつまんないなぁっていうか。

宮田

まさに、まさに。

栃尾

そういう感じですよね。だから小説で感動したのに、役立て方考えないで、みたいな(笑)。

宮田

あぁ、本当にそうですね。小説とかはまさにそうですよね。「何のために読むの? 」って聞かないでよって思うんですよね。

栃尾

そう、そう。

宮田

読みたいから読んでるんだ。

栃尾

そういうことじゃないし、みたいなのは確かにありますね。

宮田

なんかねきっかけで、元々そういうこと考え出したきっかけが、僕も起業ピッチのヒアリング、ヒアリングじゃないな、聞きに行ってたんですよね。

栃尾

ふん、ふん。

宮田

他の人がピッチする時に僕聞きに行っていて、そこの講演で「自分たちの働いている場所だったりとか、仕事している場所に消火器ってどこにあるかわかりますか? 」って聞かれたんですよ。で、当時僕はイメージできなかったんですよね。自分の仕事をしているビルのどこに消火器があるのか、パッと出てこなかったんですけど、「そういうことなんですよ」って言われて、「あんだけ赤々と目立って鎮座しているものでも、意識してなかったら見えてなくて、そういうものいっぱいあるんですよね」って言われて、「確かにな」ってなった時に、僕は、普段色々なものを目には映っているはずなんですけど、全然楽しめてないんじゃないかなって思って、で、それからいろいろ、電車の中で人は何を見てんのかなとか、いろいろ気に掛けて見るようにはなって、ちょっとずつ楽しくなった感じですね。

栃尾

でも結局は、見えないものは見えないですよね? えっ? (笑)

宮田

と言いますと? (笑) もう少し…(笑)

栃尾

確かに、キョロキョロしていろいろ憶えている人もいますけど、結局見たいものしか見えなくて、街を歩いていても、例えば工事が始まって、「あっ、この前何あったっけ? 」って結局思い出せないから、それをでも憶えてようっていうのは、結構大変かもですね。

宮田

そうですね、それはあると思います。

栃尾

うん、うん、うん。そうちょっと、私が日常を楽しむためのことで、例えば思いついたことを言っていいですか?

宮田

はい、どうぞ。

栃尾

通勤電車とかあるじゃないですか? みんな通勤、満員電車嫌いとか言うけど、私そんなに嫌いでもなくって、何でかって言うと、すごいやっぱり攻略を考えるんですよね。

宮田

攻略?

栃尾

はい。

宮田

どこに座るかとか、そういう攻略ですか?

栃尾

座るっていうか、座れないので、どこに立つのが一番いいかとか、あとは、つり革も掴まれない時があるから、どういう風にすれば、つり革に掴まらず、フラフラせずにいられるかっていうのを日々研究するっていう。

宮田

絶対楽しいですね。

栃尾

そう、そう、そう。

宮田

絶対楽しいですね、それ。

栃尾

そうすると、どれくらいの人が気づいているか知らないですけど、肩にかけているカバンを下におろして、身体の真ん中で持つだけで、めちゃくちゃ安定するんですよ。あとは、真っ直ぐにしている膝をちょっと曲げるだけで、めちゃくちゃ安定するんですよ(笑)。武道ですね、これは(笑)。

宮田

(笑)。

栃尾

これをすると、自分がフラフラしないだけで、すごいストレスが減るんですよ、電車の。隣の人にぶつかってしまうとか。あれって結構やっぱりどんだけグラグラしないようにとか、つり革をどんだけ奪い合うかみたいなのもストレスの結構高いので。というのは、結構あるかも。つまり、こう攻略する、工夫するっていう。

宮田

いや、まさにですね。いや、僕もどうやったら自分の集中力を維持できるかって考えた時に、いろいろ試してた時はありましたね。やっぱり、その攻略したり、自分なりに研究してみるみたいなのはすごい楽しいですね。

栃尾

うん、うん、結局どういう作戦で?

宮田

いろんなことをやったんですけど、例えば、僕私服と言いますか、ラフな感じの格好でいつも仕事をしていて。

栃尾

はい、今はね、カチッとされてますけど、ジャケット着て。

宮田

それをですね、これでいいのかなって思った瞬間があって、言ったら朝起きた瞬間に仕事始めようと思ったら始められるし、そのまま寝ることもできちゃうわけじゃないですか? ラフな格好をしてたら、一応ね。なんかこれって、集中力的にメリハリないなって思った時に、ラフな格好していいって言われているけど、スーツにした方が仕事ってできるんじゃないかなって思った時があって、なので周りラフなんですけど、独りスーツの時とかありましたね。で、スーツにしてみた結果、足元がちょっと嫌やなってなるんですよね、次。

栃尾

うん、うん。

宮田

革靴嫌やなってなって。色んな靴試した結果、健康サンダルが一番良いんじゃないかってなって、スーツ+健康サンダルみたいなんで、これが完璧だって自分の中で思ったんですよ。

栃尾

集中するために?

宮田

自分なりにはこれが完璧なファッションであるって思ったんですけど、ちょっとそれで今その仕事をしているとこに行ったら、受付の人に、「サンダルは規約的に無理なんで、靴にしてきてください」って言われて。

栃尾

あ、サンダルでお客さん先にも行っちゃうってことですか?

宮田

あ、違いますね。僕らの会社が入っているビルのドレスコードって言うんですかね。

栃尾

そんなのあるんだ。

宮田

服装の規約的にスリッパとかサンダルちょっとダメなんで、靴なり何か履いてくださいって言われて、それはボツになったんですけど。

栃尾

履き替えちゃダメなんですか、オフィスで? 行ってから、OLみたいに。

宮田

それちょっと聞いてみます(笑)。

栃尾

(笑)。そっか、そっか、ドレスコード。

宮田

それで行けたら、その格好が自分なりには(ベストなんで)。

栃尾

ふーん。

宮田

あと1日を二分割している時期ありましたね。

栃尾

あー、時間で?

宮田

24時間で1日っていうところに、僕はめっちゃ囚われているんじゃないかと思った時期があって。結局、一番文章が書けたりするのが深夜なんで、「あれ? 囚われんでいいんかもしれん」ってなって、12時間を1日っていう風に、僕の中では12時間を1日にしてみよう、ってやってた時期があって、それも集中…

栃尾

何時、何時ってことですか?

宮田

例えばなんですけど、0時から12時を1日にする、その中で、寝る…

栃尾

えっ、寝るのも? あっ、24時間は二日間ってことですか?

宮田

はい。

栃尾

(笑)。

宮田

(笑)。24時間でやっていることを、12時間に圧縮して…

栃尾

おもしろい。

宮田

繰り返したらどうなるかなってやったら、めっちゃ集中力高まったんですよ、自分は。

栃尾

めっちゃ速いサイクルで。

宮田

はい、そうなんです。1個1個がこう例えば6時間でやってたものを3時間でやんないといけないってなるんで。

栃尾

はい、でも二日に増えると、24時間が。

宮田

そう、そうなんですよ。集中力はめちゃくちゃ高まるんですけど、人と話すというか、人と一緒にする仕事が多い時期はできないんですよ、それ。

栃尾

あぁ、相手はね、1時間の会議を30分にしてくれないから。

宮田

やっぱり24時間で生活しているので、こう。

栃尾

あぁ、難しい。

宮田

予定が組みにくくなるんで。

栃尾

はい、はい、はい。

宮田

ちょっと常時するのは無理だなってなったんですよ。

栃尾

ふーん。集中で言うと、私お化粧に集中できないんですよ。

宮田

と言いますと?

栃尾

朝お化粧するじゃないですか? それがね、退屈で、ついついツイッターとか見ちゃうんですよ。ツイッター手を使うから、これ前もどっかで言ったかな? 言ったっけ?  (笑)。だからそれは、なんか面倒、これ言ったらしいんですけど、面倒くさくて、でもその時に動画で、勉強の動画を見るようにしたら、その時はツイッターを使わないので、スマホで見るようにしたら集中できるようになったんですよ。そういう…

宮田

動画が動いてくれますもんね、勝手に。

栃尾

そう、そう、そう。だからそれでお化粧に逆に集中できるっていうのとか、ありました。

宮田

面白いですね。

栃尾

だから、さっき言ってた日常を楽しむっていうのは実はそんなにしてなくて、なんだろうな、課題があって、それを解決するとかの方が多いかも。

宮田

なるほど、まあ、楽しむの定義にも依りますもんね。研究しているの楽しいってなったら、どうやったら研究できるかとか。

栃尾

確かに、確かに。満員電車攻略は、課題解決でもあり、楽しみでもあるかもしれないですね。うん、うん。あと洗濯物干すのとかも、どうやって干したら一番こう、なんだろうな、作業量少なく効率よく干せるかみたいなのが結構楽しいかも、ルールで決めた。

宮田

結構効率化がお好きなんですか?

栃尾

効率化好きっぽいですね。

宮田

あ、「っぽい? 」。自覚はないですか? 客観的にそう言われるって感じですか?

栃尾

いや、あとから思ってそうだなって思う感じです。別に普段は効率化好きだからこうしようって思ってないですけど、「あっ、これ効率化かなぁ」みたいな感じは多いかもですね。うん、うん。あとこれも言ったかな、執筆の途中で、執筆っていろいろ工程があって、インタビューがあって、構成があって、構成を作って、そのあとに執筆するっていうか、その順番がありますけど、その中で構成がすごい苦手なんですよ。で、それをどうやったら集中できるのかっていうのは、工夫してっていうか(笑)。

宮田

なんかやってますかね。

栃尾

いろいろこう、Wordの目次機能使ってみたりとか、手書きでやってみたりとか、なんかペンで赤くしたら集中力が高まるかとか、いろいろそれはトライしてみますけど、まだ、まだ足りない感じですね。

宮田

いや、わかります、僕も。僕もいろいろツール変えてみたり、流れ変えてみたりするんですけど、結局満足はいかないみたいな、どこまで行っても満足できないっていう感じはありますよね。

栃尾

うん、うん、うん。楽しい作業は逆に言うとでも、効率化を求めないかもしれないですね。そういう意味だと。

宮田

楽しい作業ってどんなのあるんですか?

栃尾

例えばもう、本当に執筆そのものは楽しいです。

宮田

ふん、ふん、ふん。

栃尾

だから、効率化しようとかそんなに考えたことないかも。

宮田

はい、そうですよね、僕もそうですね。

栃尾

効率化を考えるのは楽しいですよね。工夫するっていうか。

宮田

わかりますよ。その洗濯物をどう干すかとか、そういうなんていうんですかね、仕事と関係ないところで効率を自分の中で改善していくのはすごい楽しいですよね。

栃尾

はい、はい、はい。そうですね。

宮田

何て言うんですか、収納スペースの中とか、このままだとめっちゃデッドスペースできるんですよ。これここに置いたらフルに使えるんじゃないかとか。

栃尾

あー、それ見つけるとね。

宮田

たとえば、はい。そういうのは楽しいですよね。

栃尾

はい、はい、はい、それDIYに似てますかね?

宮田

あー、かもしれないですね。自分である程度できるように。

栃尾

そう、そう。しかもなんか、結構ありものでやる楽しさみたいな。

宮田

あー、なるほど。できる人。料理あるものでできるとか。

栃尾

(笑)。インドアじゃん。

宮田

じゃなくて?

栃尾

あー、でも確かにありものでやる方が好きですね。全部なんか材料を買いに行くより。

宮田

はい、はい、はい。

栃尾

ありもので、これとこれってやる方が好きかも。

宮田

ふんふんふん。なるほど。効率化、効率…。

栃尾

そうですね。

宮田

僕最近聞いたこの何気ない日常を楽しむ方法で、聞いたらね、ポテトサラダ大好きな人がいて、ポテトサラダについてひたすら分析してて、で、「なんでこの何気ない日常を楽しむかっていう問いで返ってきたんですか? 」って聞いたら、「ポテサラは好きってのが1つと、すごく、コンビニで140円とかで買えるから毎日できるやん」みたいな。その人毎日ポテサラ食べて。

栃尾

はい、え、自分でつくるんですか?

宮田

つくったりもされてるみたいなんですけど。

栃尾

でも、売ってるものも研究すると。

宮田

売ってるもの。研究しているのは、どちらかというと売ってるもので。居酒屋行ったらこういうポテサラが出てきて、ちょっとオシャレなバー的な所に行ったら、こういうポテサラが出てきて、なんかその人の中で芋度とかあるんですよ。

栃尾

あー、芋度が濃いとか? (笑)

宮田

とかいろいろ、その方の中での、ポテサラの分析の項目があって。

栃尾

はい、はい、はい。

宮田

その項目について1日…

栃尾

六角形とかそんな?

宮田

そう、そう、そう、例えば形とか。

栃尾

よく見るやつね、はいはい。チャートで。

宮田

パッケージがとか、それを1日に1回見るわけじゃないですか。今日のポテサラはこうだったみたいな。

栃尾

うん、うん。

宮田

それがスゲェ楽しいって言ってて。はあ、なるほどって(笑)。

栃尾

(笑)。確かに、なるほどね。そういうでも、私ももうちょっと楽しもうかなって思いました。効率化だけじゃなくて。

宮田

なんかたぶん問いがあるんでよね、その、いいポテサラとは? とか。

栃尾

そっか。

宮田

その効率は効率で、どうやったらその洗濯時間を短くできるかっていうたぶんその問いが有る人は楽しんでいるなっていう感じがあって。

栃尾

うん、うん、うん、確かに。

宮田

自分もなんかスゴイときめく問いに、どうやったら出会えるかなとか。

栃尾

ときめく問いね。そうですね、ちょっと探して行きたいと思います。じゃあ、今日はそんな感じですかね。はい。以上、栃尾江美と。

宮田

宮田匠でした。