【読むPodcast】#254 「大切なご報告」と不幸ブランディングについて


金子アユミちゃんをゲストにお迎えして、お話し相手になっていただきました。栃尾から、お世話になっているリスナーさんに向けて大切なご報告です! さらに、不幸ブランディングについて、もやっと感じていることを話してみました!

栃尾

クリエイティブの。

アユミ

反対語。

栃尾

こんにちは、ストーリーエディターの栃尾江美です。

アユミ

こんにちは、デザイナーのアユミです。

栃尾

このポッドキャストは私、栃尾江美が好きな人やお話したい人をお呼びして、クリエイティブに関することや哲学的なことを好き勝手に話す番組です。はい、もうお馴染みアユミちゃんに出ていただきました。

アユミ

はい、お久しぶりです。

栃尾

(笑)お久しぶりでしたね。

アユミ

アユミでーす(笑)。

栃尾

何回目ぐらいですかね? 3回目ぐらい?

アユミ

そうですね、3回目ぐらいで、はい。

栃尾

ありがとうございます。

アユミ

はい、こっそり関わらせていただいます。

栃尾

あ、そう、いつもね、編集と諸々やっていただいて。

アユミ

はい。

栃尾

で、今日はですねぇ。

アユミ

うん、フフフ。

栃尾

発表がありまして、このリスナーの皆さまに。

アユミ

はい、発表が。

栃尾

私から。

アユミ

重大発表ということですよ。

栃尾

重大発表……、そうだよね。えっと、結婚することになった……んですけど。

アユミ

(笑)そんなサラッと言うんですね。

栃尾

(笑)ダララララ(ドラムロール)とか言った方が良かったかな(笑)。

アユミ

まあ、入れましょうか、はい。

栃尾

(笑)。

(BGM)ドラムロール音

栃尾

な、何言おうとしたんだっけ?

アユミ

うん。

栃尾

あ、そう、そう、結婚する……配信のときにはもうしてるのかな。余程のことがなければ(笑)。

アユミ

(笑)。

栃尾

と思うんだけど。

アユミ

うん、うん。

栃尾

そう、なんかまあ、あの、離婚してね、子どももいるこの私とね。

アユミ

うん。

栃尾

まあ、結婚しようと思ってくれる方がいらっしゃいまして(笑)。

アユミ

素晴らしい、うん。

栃尾

すごいよね。

アユミ

うん、すごいです。

栃尾

アユミちゃん、1回一緒にご飯食べたよね。

アユミ

あ、はい(笑)。

栃尾

(笑)。

アユミ

(笑)。

栃尾

そう、そう。まあ、コミュニティで知り合って。

アユミ

はい。

栃尾

今はもうやめちゃったけど。

アユミ

うん。

栃尾

それでまあ仲良くなったのがきっかけですね。

アユミ

うん、うん。

栃尾

でも、私が思うに、私が結構アウトプットしてたってことが彼の目に留まったっていうのが大いにあると思うので。

アユミ

おぉ、はい、はい。

栃尾

いやぁ、だからアウトプットが婚活に役立つと思うんだよね、普通に。

アユミ

うん、うん、人となりが分りますもんね。

栃尾

そうでしょ?

アユミ

アウトプットしてる人のほうがね。

栃尾

そうでしょ? それでさ、本名でやってたりすると信頼にも繋がるじゃない?

アユミ

あぁ、そうですね。

栃尾

何にもやってなくても、まあ、普通かもしれないけど、知ってもらう機会がないもんね。やっぱり、それこそアプリとかやんないと。

アユミ

うん、うん、そうですよね。

栃尾

そう、その辺もね。

アユミ

うん、確かに。

栃尾

そのためにアウトプットするっていうのは非常に難しいけど。

アユミ

(笑)確かに。

栃尾

結果的にそういうこともあるかもねって感じかなぁ。

アユミ

うん、うん。

栃尾

そこでですね、私がちょっと思ったのが。

アユミ

うん。

栃尾

えっとまあ、自分でこんなこと言うとアレなんだけど。

アユミ

うん。

栃尾

非常に発表に置いて恐れていることがありまして。

アユミ

恐れてること?

栃尾

そうよ、なんかさイメージが急に変わるでしょ?

アユミ

そっか、今まで離婚してた江美さんから結婚してた江美さんということになるわけですよね?

栃尾

そう、そう。

アユミ

随分、イメージ変わりますね。

栃尾

まあ、なんか普通に独身の女性が結婚するっていうと、まあ、そういうこともあるよねって感じだけど。

アユミ

まあ、まあ、そうですね。

栃尾

離婚するってだけでかなりインパクトだし。

アユミ

そうですね。

栃尾

まあ、知ってる人にしてみたらね。それで「これからシングルマザーで大変だよね」みたいな、「子どももいて」みたいなところで。

アユミ

うん。

栃尾

「えっ、結婚すんのかよ」みたいな。

アユミ

うん、しかも、まだまだ、江美さんには抱えてる問題も結構ありますしね、子どもの話とかも。

栃尾

あ、そう、そう。学校のこととかね。

アユミ

学校のこともあるし、そう、そう。確かにね、インパクトあるかも。

栃尾

なんか、そうなんだよね、結構シングルマザーで、私もそんな結婚するっていうの、結構最近までそんなに……、想定してたわけじゃなかったから(笑)。

アユミ

へへへ。

栃尾

だからなんか、シングルマザーで。

アユミ

照れてますね?

栃尾

あぁ、そうですかね。

アユミ

(笑)。

栃尾

シングルマザーで頑張ってますみたいなのを、ちょっと、汚い言葉で言うと「使ってた」っていうところあるわけよね。

アユミ

うん、うん、まあ、まあ、まあ。

栃尾

まあ、まあ、まあ(笑)。

アユミ

まあ、まあ、まあ、言いたいことはわかります。

栃尾

わかりますよね。

アユミ

わかります、わかります。

栃尾

そう、なんか、こんなに頑張ってるんですよみたいな、なんか、同情してっていうのとはちょっと違うけど。

アユミ

っていうか、まあ、実際頑張ってたっていうこともあるし。

栃尾

うん、うん。

アユミ

それをわかってくれる人も周りにたくさんいたし。

栃尾

うん、うん。

アユミ

うん、うん、そういうのもありますよね。

栃尾

(笑)ありがとうございます。でもさ、わりとさ、境遇がやっぱりさ、逆境みたいな難しい場所であればあるほどさ、応援ってもらえるじゃない?

アユミ

そうですね。

栃尾

それを、だから逆手にとってというか、まあ、この場だからもう、あの、正直に話しますけれども。

アユミ

うん、うん。

栃尾

逆手にとるみたいな面もあったのかな、と。

アユミ

まあ、まあ、意識してない部分であったのかもですね、今思うと。

栃尾

あ、そうだね。元々は、たぶんこう、人に言いづらいことも、例えば惨めだって思われることも怖がってちゃいけないと思って、曝け出すみたいなことなんだけど。

アユミ

うん、そうですよね。

栃尾

それに慣れてしまうと、「あ、結構楽かも」とかね、「居心地いいかも」ってなっていくんだよね。

アユミ

あぁ、なるほど。味方が増えるからってことですよね。

栃尾

味方が……、そう、でも自分の、あの、何て言うか、見られ方を気にしなければ、なんともないんだよね。

アユミ

あぁ、なるほど。

栃尾

なんともなくて、得しかないっていうか。

アユミ

おぉ。

栃尾

例えばさ、こうなんか、非モテブランディングしてる人とかいるじゃない? モテないブランディングっていうの?

アユミ

はい、はい、はい、そうなんですかぁ? はい。

栃尾

それによって好感度を上げてるみたいな人。

アユミ

へぇ。

栃尾

本当にモテないのかもしれないよ。

アユミ

(笑)。

栃尾

それはわからないけれども。

アユミ

はい。

栃尾

モテない、モテないっていうことで、同じ境遇の人とか。

アユミ

うぅぅん。

栃尾

に非常に共感してもらえるっていうの?

アユミ

うん、うん。

栃尾

そういうことがあるんだよね。

アユミ

うん、まあ、確かに。

栃尾

例えば、その人が、いきなりさ、なんか、そういう人がいきなり女優さんとかと結婚したらさ……、でも、大丈夫なのかなぁ……、ど、どう思う? なんか反感買うことありそうよね?

アユミ

ありそう。

栃尾

で、考え過ぎなんだろうけど、私も。

アユミ

うん。

栃尾

そういうのをちょっとね、考えちゃったりするわけですよ。

アユミ

なるほど、なるほどぉ、そうだね。そのぉ……

栃尾

そう。

アユミ

わ、わ、わ、わかります。

栃尾

(笑)。で、その結構ね、その不幸ブランディングっていうか。

アユミ

不幸ブランディングですよね。

栃尾

そう、結構蜜の味で。

アユミ

うぇ(笑)。

栃尾

危険だなと思った。結構無意識でやってる人が多いんだろうなと思ったの。

アユミ

おぉ、なるほど、意識せず。

栃尾

これを機に。

アユミ

ふん、ふん。

栃尾

そう。

アユミ

振り返ってみよう、我が……人生。

栃尾

(笑)我が身をね。

アユミ

不幸ブランディング。

栃尾

なんか「人見知りなんです」とかもちょっと近いのかなぁ。

アユミ

あぁ、なるほど、うん、うん。

栃尾

「私、何にもできないんで」みたいなこととか。

アユミ

はい、はい。

栃尾

さっきの非モテもそうだし。

アユミ

あぁ、その方がメリットがあるってことですよね?

栃尾

そう、そう、そう。

アユミ

あぁ、なるほど。

栃尾

実際にね、そうやって言っているライターさんが……ライターさんかな? そうやって言ってる人がいたんだよね。

アユミ

そうなんですね。

栃尾

うん、ちょっと勘違いかな?

アユミ

(笑)。

栃尾

でも、誰かしらは言ってた。

アユミ

うん、うん。

栃尾

そういう風に見られてる方が。

アユミ

うん、楽だと。

栃尾

楽だし、敵を作らないみたいに。

アユミ

なぁるほど。

栃尾

でもさ、それをね、ずっと、そこにしがみついてると、抜け出せないなって思ったの。

アユミ

甘いからね。

栃尾

そういうこと。

アユミ

なるほど。

栃尾

そう、そう。なんかある、そういうのアユミちゃん?

アユミ

え、でも、今考えたらあるんでしょうね? なんかそういうことを意識せずにやって、見られ方が不幸ブランディングだったとか、非モテブランディングだったとか、なんかそういうのはありそう。「やってないですよ」とは言い切れないというか、何と言うか。

栃尾

うん、うん。

アユミ

あぁ、うん、うん、はい、だから、話はよくわかりました、今。

栃尾

そうだよね。

アユミ

うん。

栃尾

一旦そうではなくなるからさ、ちょっとドキドキする感じがあるんだよね、わたくしは。

アユミ

うん、うん。一旦そうじゃなくなるから、気になりますよね、確かに。

栃尾

そうなのよ。結局さ、たぶん慣れてないとどっちも居心地が悪いんだと思うんだ。その不幸アピールも、リア充アピールもさ、慣れるとそっちがすごく気持ちがよくて。

アユミ

うん、うん。

栃尾

(笑)そんな感じなんだよね。だから、結構、その急にそうなることで反感を買うのではないかっていうのを、気付かないうちにずっと思ってたみたい。

アユミ

なるほど。

栃尾

うん、どう思います?

アユミ

そうだ、まあ、確かに、今ちょっと自分の中で、私も離婚を今してて。

栃尾

うん。

アユミ

まあ、江美さんと同じタイミングで離婚して。

栃尾

うん。

アユミ

例えば、いい感じの、まあ、江美さんじゃないですけど、イケメンの。

栃尾

(笑)。

アユミ

(笑)ね? ちょっとね、彼氏が。めちゃくちゃいい感じの彼氏ができて、「だから、今のタイミングで結婚します」みたいなことを友達に言ったときに。

栃尾

うん。

アユミ

確かに言いづらいですね。地元の友達にボッコボコにされそうです。

栃尾

なんで?

アユミ

えっ、なんか、「お前ばっかり幸せになりやがって」みたいな(笑)。

栃尾

(笑)。

アユミ

(笑)。

栃尾

え、地元の友達は独身の人が多いってこと?

アユミ

いやいや、もうもう、結婚して子どももいて、あ、中には離婚して、まあ、子どもをもって独り親っていう子もいますけど。

栃尾

うん、うん。

アユミ

まあ、そう、そう、すべからくそんなに上手くいってないみたいな話をよくするので。

栃尾

うん。

アユミ

その中で、「えへっ」みたいな、「幸せです」みたいな(笑)。

栃尾

(笑)。

アユミ

ことを言ったら、いや、もちろん、一方では祝ってくれるんすけど、一方では「おいっ」みたいな、「チキショウ」みたいなのはありそう、ありそうですね。

栃尾

あぁ、でも、そうやって素直に言える関係だといいんだろうね?

アユミ

あぁ、まあ、まあ、そうですね、確かに。

栃尾

私はそこまでさ、なんか「ふざけんな」みたいなことを言ってくれるようなさ、友達ってさ、あんまりいないんだよなぁ、やっぱり大人の関係っていうか、みんな。

アユミ

いや、普通それですよ。

栃尾

あ、そうなの?

アユミ

(笑)うーん、そうですよ。

栃尾

そうねぇ、それだったら、まあ、そうか、それだったらいいかもしれないけど。でも、そうだよね、そう、そう。私のママ友とかはさ。

アユミ

うん。

栃尾

もう結婚して10年とかね。

アユミ

そうですよ。

栃尾

10何年とかね。

アユミ

そうですよ。

栃尾

それで旦那の愚痴をいつも言ってるみたいな人。

アユミ

そうですよ、「夜の営みがねぇ」とかっていう話とか。

栃尾

(笑)。

アユミ

逆に、「すげぇ求められて嫌だ」とかっていう話を散々するんですよ。

栃尾

(笑)。すごいね、そんな話するんだ、友達同士で。

アユミ

あぁ、めちゃくちゃしますね。

栃尾

へぇ、まあ、私もたまにするかな、そう言えば。

アユミ

(笑)。

栃尾

そういう人にも、面白くないっていうとアレだけど。

アユミ

うん。

栃尾

そういう印象に(笑)。

アユミ

確かに。

栃尾

なるのかなぁみたいな、ちょっと勘繰り過ぎだよね。でもさ、あぁ、そう、そう。でもさ、結局さ、一部の人はそうだよっていうことなのかな?

アユミ

えっ、一部の人はそうだよ?

栃尾

えっと、なんかさ子ども……、長男にさ、ちょっと話をしたときにさ。

アユミ

うん。

栃尾

「こう言っちゃなんなんだけど、嫉妬が怖いみたいなのあるんだよね」って言ったらさ。

アユミ

おぉ、すごい。

栃尾

「一部でしょ」って言われたわけ。

アユミ

(笑)。

栃尾

(笑)。

アユミ

さすがなんですけど。

栃尾

そう、確かに一部だし。

アユミ

さすが。

栃尾

その一部をゼロにするのは無理だよなって思って。

アユミ

そうだね。

栃尾

一部のコミュニティの人とかにはね、結構言ったりしたんだけど。

アユミ

おっ、うん、うん。

栃尾

すごいやっぱり皆、普通に「おめでとう」みたいな感じだからさ。

アユミ

うん。

栃尾

まあ、確かに一部モヤっとする人はいるのかもしれないけど、そういう人はまあ、言わないしね。

アユミ

うーん。

栃尾

嫌な感じかなぁ、こんなこと言ってるの(笑)?

アユミ

いや、そんなことはないですよ。

栃尾

ないですよ。

アユミ

まあ、なんか江美さんが幸せになってほしいなって皆、思うのは、やっぱり不幸だったからっていうか(笑)。

栃尾

(笑)不幸じゃないし。

アユミ

まあ、まさにさっきのブランディングじゃないですけど。

栃尾

はい、はい。

アユミ

ブランディングしてるつもりは絶対に、江美さんはないでしょうけど。

栃尾

うん。

アユミ

まあ、なんか本当に大変な道のりがあって今があるから、だから皆、周りの人は「おめぇよ」みたいな感じじゃなくて、「イェーイ」みたいな感じなんですよ、わかりますか?

栃尾

なるほどね、そっか、そっか、そっか。

アユミ

うん。

栃尾

私はそんなにさ、なんか不幸の中を這いつくばってきたっていうつもりはなくってさ、結構大変なこともあったけどね、みたいな感じだから、余計にそう思うのかな。

アユミ

そうでしょうね。周りからしたら、「いや、それはすごい大変なことだったんだろうな」って思うし。

栃尾

なるほど、めっちゃ頑張ってたね、みたいな感じか。

アユミ

そう、そうそう。「私ならできないよ」みたいな人の方が多い気がします。

栃尾

なるほど、なるほど、そうだよねぇ。

アユミ

うん、そうです。

栃尾

そんなに、まあ、恐るるに足りないというとまあ、言い過ぎだけど、そういうことがもしあったとしても。

アユミ

うん。

栃尾

まあ、それは致し方ないね。

アユミ

うん。

栃尾

(笑)。

アユミ

致し方ない。

栃尾

致し方ないよね、そこはもう防げないからね。

アユミ

防げないし、周りの人で、合う人がいるはずだから、そこを求めていけばいいのかなとも思うし、あまりにバチバチ叩かれるんだったら、ひとつ距離を置けばいいだけだしなとも思うわけです。

栃尾

はい、はい。

アユミ

うん、うん。

栃尾

じゃあ、ちょっとそうしましょうかね。

アユミ

はい。

栃尾

なんか心の内をぶっちゃけ過ぎた気がしますが、そんな感じで結婚のご報告を(笑)。

アユミ

(笑)。

栃尾

終わりにしたいと思います。

アユミ

はい。

栃尾

はい、じゃあ、以上、栃尾江美と。

アユミ

金子アユミでした。

<書き起こし、編集:折田大器

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