不定期開催「子どもを思う味方学®」とは?


コロナ禍の2021年からスタートした「子どもを思う 味方学®」。参加された方からご好評をいただき、不定期に開催しています。

開催日程はゲーム de コーチングのSNSでお知らせします。

大切なものはわかっているのに、なぜか焦り、迷ってしまう

これまでにいろいろな育児や教育の情報をたくさん見聞きしてきて、何となく大事そうなことはわかっているつもり。でも、周囲の進み具合や世の中の常識に惑わされ、「本当に大切にしたいもの」をつい忘れてしまうことはないでしょうか。

例えば、日常はこんなことであふれています。

  • 「もっとこうしてほしい」と、自分の期待を押し付けてガミガミ言ってしまう
  • 他の子どもと比べて、子どもに対して焦らせるような言葉を言ってしまう
  • 子育てに対する自分の軸がなく、迷ってふらふらしてしまう

自分の軸をもって、大切なことを守りたいのに、焦ったり迷ったり悩んだりしてしまう。頭ではわかっているのに、なかなかうまくいきません。

味方学®で気づいていく。大切なものを守りながら前に進む方法

主催者である私(栃尾)も、学校に行っていないわが子を他の子どもと比較して、焦りが生まれてしまうことがありました。そんなとき、以前通っていたワークショップ「味方学」にたまたま再会し、改めて半年ほど参加してみました。

大切なのは「子どもの味方」でいること。自分の願望や、世間体、世間の常識などにとらわれず、子どもの味方として生きていく。ワークショップに参加し続けていくうち、子どもとの関係の中で確実に効果を感じるようになりました。

  • 子どもとの言い争いが減り、子どもの心に寄り添えるようになった。その結果、子どもに笑顔が増えた
  • 子ども自ら「やりたい」「やってみようかな」と言うことが増えた
  • 安定した心で子どもとやりとりできるため、お互いに「ありがとう」「ごめんね」を素直に言えるようになった

また、大切なものを守りつつ、前に進むこともできるようになりました。以下は「小さな一歩」の一例です。

  • 時間をやりくりする方法を考え、子どもとの時間を取れるようになった
  • 子どもが運動できる方法を考え、少しずつ実践できるようになった

これらは、過去に何度考えてもいい方法が思いつかなかったのに、また新たなアイデアが浮かんだのがとても不思議でした。

そこで、もっと発展させて、「子どもの味方になりたい」人を集め、よりよい時間とコミュニティを作りたい。そう考え、「子どもを思う味方学®」を開催することにしました。

味方学®(みかたがく)とは?

味方学 ® (みかたがく)とは、大切な人の「人生の味方」でいる方法です。 敵を作らなくても味方でいられます。 人生の味方でいる心の持ち方とかかわり方を研究・実践する学びです。

原則は3つだけ。

【人生の味方「味方3原則」】
1.相手が目指していることを理解する
2.相手が今大切にしている思いだけでなく、未来に大切にしたい思いも大切にする。
3.相手が思うように進んでいるときも、思うように進めない時も、相手の可能性を信じて見守る。

味方学研究会

味方学®を親の立場で考える「子どもを思う味方学®」

味方学®のワークショップでは、毎回「誰の味方になりたいですか?」という質問があります。「子どもを思う味方学®」では「子どもの味方になりたい」と設定してワークを進めていきます。

月に一度、子どもの味方としての自分と向き合う。そんな贅沢な時間です。

ワークの前に「味方3原則」「今日の味方度・確認シート」を確認

自分に質問をしていく前に、毎回「味方3原則」を確認します。

  • 相手が目指していることを理解する。
  • 相手が今大切にしている思いだけでなく、未来に大切にしたい思いも大切にする。
  • 相手が思うように進んでいるときも、思うように進めないときも、相手の可能性を信じて見守る。

「味方学®」では、この原則を実践する人を「味方」と定義しているのです。

また、「今日の味方度・確認シート」で、味方になりたいその人と関わる自分自身の状態を7つの項目でチェックします。毎回、とても気づきが多いポイントです。

メインのワークで自分に質問をしていく

その後、ワークシートに取り掛かります。ワークシートは9マスのマンダラチャートで作られています。

マンダラの下段中央の項目からスタートし、次に左、次に上、次に右のマスの質問に答えていきます。

その後、真ん中に全体を踏まえて思いや気づきを書きます。これまでの自分では考えつかなかったことが思いついている場合もあります。

子育て中でも気軽に参加できるZoomで開催

子育て中は、なかなか外出ができません。私も同じです。そのため、オンライン(Zoom)で開催することにしました。Zoomでも、ワークショップの効果は十分に感じられます。

パソコンやスマホ、タブレットがあれば参加できます。

月に一度、子どものことをしっかり考える

月に一度、定期的に開催することで、自分が子どもの味方としてどんな振る舞いをしているか、どう考えているかなどを振り返れます。

また、この後どうしていきたいかも考えられます。いまできることや、長期的なことを冷静に捉えられるのです。

参加者同士のつながりを作るオープンチャット

LINEのオープンチャットでグループを作ります。

参加者同士のオープンチャットを作ります。

ワークショップの感想や気付き、日々考えていることなどを共有したり、雑談したりしましょう。

ワークショップに一度でも参加された方は、LINEのオープンチャットにも参加できます。

参加は強制ではありません。オープンチャットに入っていなくても、ワークショップは快適に受けられるよう配慮します。

開催概要

開催は、4月からの第2水曜日14:00~15:30です。

  • 開催条件は参加者2人以上です。
  • 人数が集まらない場合には別のコースをご案内させていただくことがあります。ご了承くださいませ。
  • 企画者の栃尾も参加者として一緒にワークを進めます。

子どもを思う味方学® 第3期

日程:開催日程はゲーム de コーチングのSNSをご確認ください!

 内容
ワーク1 自分を受けとめる
ワーク2 観る
ワーク3 聞く
ワーク4 安心感を届ける
ワーク5 大切にしたい思いを聞く
ワーク6 自分の人生のハンドルを握る
ワーク7 見守る
【ワーク1の申込締切】水曜コース:4月3日(月)

参加費(全7回):3万8500円(税込)(味方学ワークブック1冊+カモミールケアオリジナルハーブティ付き)
※カモミールケアオリジナルハーブティは、子どもにも優しいブレンドです。「おなかが痛い」「風邪っぽい」「寝つきが悪い」「イライラしている」ときのリラックス&胃腸ケアに。

定員:6名(定員に達し次第締め切ります。ご了承くださいませ)

※1ワークごと(税込5500円ずつ)のお支払い、途中からの参加も可能です。(カモミールケアオリジナルハーブティは、7回セットでお申込みいただいた方のみとなります)
※1ワークでも参加してくださった方は、LINEのオープンチャットに入れます。
※お支払い方法は、銀行振込となります。恐れ入りますが、振込手数料はご負担ください。
※参加できない回は、前日正午までにご連絡いただければ、振込手数料を引いた額を返金いたします(7回セットでお申込みいただいた方も同様です)。
※お申し込みの締め切りは、開催日の10日前4月3日(月)】とさせていただきます。

コーチ・ファシリテーター:野田恵里さん

野田恵里(のだ めぐり)

ハーブコーチ
コーチングアカデミーインストラクター
味方学®︎トレーナー
マンダラエンディングノート®︎ファシリテーター
マンダラチャート認定講師
カモミールケア主宰

もともと心のことに興味があり、大学で心理学を専攻。会社員の頃にリフレクソロジーに出会い、体とともに心もケアできることに感激。会社を辞めてリフレクソロジーを学び、講師として活動。2009年よりコーチングアカデミーで、まずは「自分に活かしたい」とコーチングを学ぶ。2015年からは人に活かすためのコーチングを学び、講師としても活動しはじめる。コーチとして活動しながら、心と体のケアができるアロマセラピーやハーブの学びもスタート。クライアントに対して、コーチングだけでなく、アロマやハーブを組み合わせて支援。リフレクソロジーを始めてから一貫して「誰かの役に立ちたい」という思いが続いている。

現在は、NPO法人自然工房めばえ(練馬区)やカモミールケア新宿会場にて、コーチングアカデミーのメソッドがベースの「味方学®」や「マンダラエンディングノート®」を使ったワークショップを定期的に開催。コーチングアカデミーではコーチを育成している。愛知県出身、新宿区在住。 4歳の娘と夫の3人暮らし。

野田めぐりさんからひとこと

子どもを育てる人は、常識や世間、他の家族の考えと一線を引いて考える時間が必要です。

味方の立場で子を思い、「どう思う?」「どう考える?」「何がしたい?」「なにができる?」と、問いに心を傾けてください。

いい距離を保ちながら、味方になる方法を見つけていきましょう。

否定も肯定もせず、出てきたまま、言葉にならない何かをお互いに大切にしながら進められる。そんな時間を作っていければと思います。

参加者のみなさん同士で安心安全の場を作っていきたいです。

「子どもを思う味方学®」に参加した方の感想

味方学全7回ご一緒させていただきありがとうございました!!

最後の会は、生徒たち、保護者の方々にも協力してもらって、じっくりと参加させていただいて、本当に良かったと思っております。
あらためて、
人と人との繋がり
そして、
繋がり方
の大切さを実感することができました。
話を聞いてもらえることで、温かい言葉をかけてもらえることで、前に進む力をいただいている、と本日も実感させていただきました。自分自身が体感しなければ、相手に伝えることは難しいので、本当に貴重な学びの時間をいただきました。
今回学ばせていただいた、柱をじっくりと自分に落とし込んでいき、自分なりの『色』で世の中に貢献できればと思います。
ステキなご縁をありがとうございました。宜しければ、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。😊(戸田徹弥さん)

めぐりさん、みなさん、7ヶ月間ありがとうございました!
めぐりさんの涙を見て、こういう温かい方がファシリテーターだから、いつも安心して話ができたんだなと改めて思いました。
7ヶ月って長いなぁ、と最初思ったのを覚えています。でも、終わってみれば、本当にあっという間でした。
1ヶ月に1度とはいえ、毎月仕事を休めるかな、という心配もあったのですが、やろうと思えばできるものですね。
誰かの味方になるって、言葉にしてしまえば簡単だし、ましてや、大事な我が子ですから、自然になれて当たり前だと思うけれど、実際はそんな単純じゃなくて、むしろ逆のことしてるのでは?と不安になることも多くて。
でも、7ヶ月間、皆さんと色んなことを考えて、話をしたり聞いたりする中で、やっぱり、これも当たり前なんですが、子供たちのこと、私なりに大事に思ってて、ただ日々色んなことがある中で、見えなくなってることがあるだけなんだなと。
そういうことを丁寧に掘り起こして行ったおかけで、子供たちのことはもちろんですが、自分のことも今までより少し好きになることができた気がします。
自分の気持ちを言語化することもとても貴重な時間でしたが、皆さんお一人お一人も、本当にそれぞれステキな方で、毎回お話を聞くのがとても楽しみでした。
そもそも最初は、不登校というテーマから、とっちーさんのTwitterを見たのがきっかけで、そこからこうやって皆さんと出会えた。どんなことでもいいから、一歩踏み出すことで世界がぐんと広がるんだということを、改めて感じました。
これで終わり、ではなく、学んだことも皆さんとのご縁もこれからも大事にしていきたいなと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

7カ月間ありがとうございました。毎回皆さんの話を聞きながら、へーとかほおとか感心する時間でした。
みなさん、個性があって、話がそれぞれに興味深かったです(もっと突っ込んで聞いてみたい!と思ったことも何度もありました)。
多分またいろいろ忘れちゃうんだと思うんですが、またの機会にはぜひ参加してみたいです。栃尾さん貴重な機会をありがとうございます。
めぐりさん、いつも淡々と進めているのに、時おり、熱が入る進行っぷりも安心で好ましかったです。ありがとうございました。
ちなみにですが、毎回めぐりさんが誰を当てるのか、順番はどうするのかを、密かに当てにいってました(笑)。
みなさま、今後ともよろしくお願いします!

半年間、本当にありがとうございました。毎回新しい気付きを与えてもらえましたし、月1回と少し忘れてきたころにあるワークショップで、振り返りができるのも、自分にとってちょうど良かったです。めぐりさんの心地よいファシリや栃尾さんはじめ、良いメンバーで参加できたことを幸せに思いました。ありがとうございました。また次回があればお声掛けください。

よくある質問

Q.子どもが不登校ではないのですが、参加できますか?

参加できます。

Q.子どもは何歳から何歳が対象ですか?

参加者のお子さんは、何歳でも大丈夫です。

Q.父親ですが、参加できますか?

もちろん、参加できます。

Q.親でも保護者でもありません。参加できますか?

「子どもの味方になりたい」と思っている方なら、誰でも大丈夫です。

Q.「子ども」ではなく別の人の味方として参加したいのですが、できますか?

申し訳ありません。今回は、「子どもの味方」として参加いただける方限定にさせていただきます。

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    4. ★アンケートにお応えいただく
    5. オープンチャットにご招待(希望者のみ)
    6. ★当日参加

    参考ページ

    味方学®について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

    味方学®のワークショップを企画しようと思ったきっかけはこちら。

    世の中にある不登校の記事では救われない
    https://note.com/emitochio/n/n6eb2926f7ef1

    正解が見つからない時代だからこそ、自分への「問い」が大事という話。

    不登校の子どもはどう育てれば正解なのか?
    https://note.com/emitochio/n/nec23ca0557d9

    味方になるってどういうことだろう? 私なりの考えを書きました。

    誰かひとりは最後の砦に
    https://note.com/emitochio/n/n60ca4ff53db4

    文中イラスト:金子アユミ